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フィルム上に設けられたサウンドトラックの音質は

フィルム上に設けられたサウンドトラックの音質は、光学式・磁気式を問わず、あまり良いものではなかった。また、マルチチャンネル化もせいぜいステレオが限界である。フィルム上に置かれるサウンドトラックは、後の高音質化の欲求に応えられるものではなかった。

そのため、高音質を求める場合には、「フィルム上にはサウンドトラックを設けず、他に音声媒体を設ける」という方法が開発された。最初は映写機とシンクロした別途用意された磁気テープなどから同期再生するという方法が採用され、70mm映画などではマルチチャンネルの磁気テープが標準化された。また、テレビ局でシネテープと呼ばれるフィルムと同じ形状の磁気テープを同期再生する事があった(シネテープは、送り穴があけられており、フィルムとの機械的同期を取ることができた。また、磁気テープであったため、テープレコーダーと同様に容易に録音・再生・編集ができた)。

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その後更にサウンドトラックは発展した。音質面では、CD-ROMに記録された高音質の音源を同期するものも登場し、ドルビーデジタルやSDDSなどのデジタル音響システムを採用するものが多くなっている。また同期システムも、シネテープなどの機械的同期はすたれ、SMTPなどの電子的同期システムが導入されている。すでに「フィルム上のサウンド用のトラック(帯)」という意味は薄れており、サウンドトラックという言葉は「映像とシンクロする音」全般を指すものに転化している。

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2009年09月21日 01:03に投稿されたエントリーのページです。

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