本の小型普通車
日本の小型普通車を含む普通自動車では、1989年に発売されたZ32型フェアレディZが国産初の280馬力を達成した[1]。しかし、それ以降は当時の運輸省による(事実上の)行政指導によりメーカーによる最高出力の自主規制が行われ、280馬力以上のエンジンを搭載した国産車は形式認定されなくなった。しかしニスモやSTIといった日本自動車工業会に加盟していないメーカーからは、ニスモ・400R(最大出力400馬力)やS202(同320馬力)といった最高出力が280馬力以上の車が発売されていたが、これらは改造車としての販売扱いだったため規制の適用外であり、また海外からの輸入車にも全く規制が適用されなかった。
この規制にはエンジンの馬力を落とす代わりに低回転域のトルクを増やし、一般的な乗りやすさを向上させる側面もあったが、最近は可変バルブ機構などの技術によりトルクと馬力との両立が可能になったこと、メーカーが馬力の制限を受けない海外用のエンジン製造も必要とされることなどから、各方面から異論が沸き続けた為、2004年7月1日に普通自動車の馬力制限が撤廃された。最初に最高出力が280馬力を超えたのはホンダ・レジェンドで、モデルチェンジに伴い排気量3,500cc、最大出力300馬力のエンジンが搭載されていた。さらにトヨタ(レクサス含む)や日産、富士重工業の車種にも300馬力を上回るエンジンが搭載されているものがあり、2008年8月現在では日産のGT-Rの480馬力が国産車では最大の最高出力である。その一方で三菱自工のランサーエボリューションXのように撤廃後であっても280馬力に抑えていた車種もある(後のマイナーチェンジで300馬力に引き上げられた)。
なお軽自動車の64馬力規制は、2008年現在も引き続き行なわれている。
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